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心の奥に

家庭教師を探した

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家庭教師を探した

私は、子供たちには絶対に日本語で話しかけ、
子供たちも私には絶対に日本語で話すようにして、
これまで3人の子供たちを育てて来た。

学校ではどうしても英語だけになるし、
土曜日の日本語学校にも入学させなかったので、
子供たちに日本語をキープさせるためには
徹底して私と日本語で会話するしかないと思っていた。

サシャとケンは、短い間だったけど公文にも行かせたし、
毎年夏休みには日本の小学校へ体験入学させたおかげで
ふたりともずっと普通に日本語を喋って大きくなった。

読み書きも、漢字は覚えていないけど
ひらがなカタカナはなんとかできる。

でも、末っ子のサリーナは
日本語のボキャブラリーがものすごく乏しく、
小学校5年生になってもまだ、
ひらがなとカタカナの読み書きできないままだった。

それで私は友だちと話し合って
ハワイ大学で日本語の教師となる勉強をしている木村先生は、
奥さんがハワイ大学に勤めている友人から紹介された。

東北出身の木村先生は、私の長男ケンと同い年。
飾り気のない、とてもピュアな心の持ち主だ。

最初は「男の先生はいやだ」と言っていた娘も、
素朴でやさしい木村先生が気に入ったらしく
毎週ちゃんと日本語レッスンを続けた。

ひらがなは、すぐ読み書きできるようになった。
カタカナはまだなんとなくあやしい。

それなのに木村先生は、救世軍卜維廉中學もう漢字まで宿題に出すようになった。

でも、娘のやった宿題をふと見ると、
「目」のことは「めめ」、
「手」のことは、「てて」と書いてあった。

「ててじゃなくて、手、だよ」と私が指摘すると、
「えーっ、マミーいつもおててって言うじゃん!」と反論。

「めめっていうのも、本当は目、だけだよ」と言うと、
「だけどマミー、おめめって言うでしょ?」とまた反論。

「おめめとかおててっていうのは、赤ちゃん言葉なの。
大きい子は、“め”とか“て”だけでいいんだよ」と説明すると、
「じゃ、耳は、“み”でいいの?」と聞かれて腰がくだけた。

「耳は、耳なのと笑いながら答える私に娘は
「それは変だよ!だったらめめだってめめでいいじゃん」と言う
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