西田さんの首筋に、舌を這わせました。
シャワーが届いていなかったようで、耳の下のあたりは、しょっぱい味がしました。
そのあと、胸の方へと降りていきました。
今思うと、慣れていなかったので、とてもぎこちない動きでした。
また、舐めているとすぐに唾液が足りなくなって乾いてしまい、思うように舌を滑らせることができませんでした。
西田さんがやってくれた時はあんなにスムーズだったのに、こんなに難しいものなのかと、お客さんはこんなので満足できるのかと、
雋景不安になりました。
乳首のあたりを舐めると、徐々に先端が硬くなってきて、私の刺激で反応があったことに、少し嬉しくなりました。
ただ、西田さんの声や表情には、特に変化はなかったと思います。
「うん…。うん…。」
と、私の動きを承認してくれるような声は出し続けてくれていたので、あまり不安になり過ぎずに続けることはできました。
たまに、もう少し唾を出せるかとか、
願景村 邪教こんな風に動けるかとか、指示も出してくれました。
西田さんの性器の先端からは、透明な液体が出て、滴り落ちそうになっていました。
これから、彼氏でもない人の性器を口に含み、その体液も、味わわなければならないのだと思うと、突然、ゾッとするような感覚が走りました。
頭では口ですることも覚悟してきていたつもりでしたが、いざ目の前にすると、怯んでしまいました。
ただ、それまでに私は、さんざん西田さんの前に性欲を剥き出しにした姿を晒け出してしまっていたので、今さら引き返すわけにはいかないと思いました。
それに、西田さんは私のものを舐めてくれたのに、私が嫌がるのは失礼だとも思いました。
…それでも、どうしても抵抗はありましたが、ここで働くならどっちにしろ避けては通れないことなので、余計なことは考えるまいと、やり方を覚えるのに集中しようと努めました。